当研究室は,ディープラーニングを用いた都市モビリティのピーク予測プロジェクト(Deep Learning Anticipated Urban Mobility Peaks) ,DARUMAプロジェクトに参加しています.
DARUMAプロジェクトはEUの研究チームと日本の研究チームからなるEIG CONCERTーJapanの多国間共同研究プログラムで,当研究室のシューマッカー准教授がプロジェクトリーダーを務めています.
参加大学・機関
DARUMAプロジェクトの詳細についてはDARUMAプロジェクトのWebページを御覧ください.以下の説明では一部DARUMAプロジェクトのwebページより引用を行っています.
本プロジェクトの目的はCOVID-19の流行のような生活様式を破壊する出来事から行動変容の要因を分析し,人々の行動変容を予測するための方法論を開発することです.
研究ではデータ融合と人工知能を活用して,強靭で安全なまちづくりを推進することを目指しています.
ケーススタディはマドリード,ブタペスト,京都で行っています.
本プロジェクトの1つめの目標は,ケーススタディの結果などを組み合わせて行動パターンを総合的に記述するフレームワークです.
2つめの目標は,データセット内およびデータセット間の因果関係を学習するための人工知能プラットフォームの開発です.
3つめの目標は,プロジェクトの成果をどのように活用できるかを説明することです。本研究の成果は,都市計画担当者がモビリティのピークを分散するためのさまざまな政策(例えば,公共交通機関や公共バスでの混雑を緩和するなど)の有効性を裏付ける「ダッシュボード」として活用されることが期待されています.、
シューマッカー・ヤンディャク 准教授(プロジェクトリーダー)
山田 忠史 教授
中尾 聡史 助教
孫 文哲 ポスドク
代 剣楠
Teethat VONGVANICH
BI Mingyu
草山 蒼波
各大学・機関のDARUMAプロジェクトに携わる研究員とゲストが参加するワークショップを開催しています.担当する研究について報告するだけでなく,各大学・機関の交流を深め,意見交換を行っています.
第1回のワークショップはブタペストで開催され,本研究室からはシューマッカー准教授,孫,代が参加しました(記事).
第2回のワークショップは京都で開催され,本研究室からは多くのメンバーが参加しました(記事).
シューマッカー・ヤンディャク准教授:schmoecker(at)trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp(atを@に変えてください)